前回の記事の予告にもありました通り!今度は水彩絵のメイキングです☆
です。
で、色は7色しばり!
このパレットにある色で着色しています。
ええっ!?
この7色?
白とか黒とか無いんで~、特に白は無いので、紙の色を残して塗って行きますね。
因みに線画だけ水彩色鉛筆を、ハイライトにごく微量のアクリルガッシュを使っています。
下の方に、今回使った絵の具の解説載せてるんで~最後まで読んで頂けるとありがたいです。
(長いですが・・・・)
さて、メイキングの始まりです。
線画が完成~
うっすい!!
薄くて見えねー!!
って感じですが、水彩色鉛筆の水筆での定着前はこんな感じでです。
これを水筆でなぞると~
こんな感じに。
ココから、着色して行きます。
着色①
先程載せた7色の中でも最も明るい青色(インディゴ)で、陰影を塗りました。
奥に行く程暗い~設定で。
真ん中の支柱、真っ直ぐ・・・・に、定規でも下書きしてるんですが、微妙に・・・・
最後まで悩みます。
着色②背景に色が入る
カーテンに濃い色(フタロターコイズとインディゴの混色)が入りましたね~。
このカーテン、紫色にするか青系統にするか悩んで悩んで~、この色に。
ううう~~ん、微妙だ。
因みに、スリッパは赤(ウィンザーレッドディープ)と前から決めてました。
光源は右で、右に部屋に入るドアがあって、廊下側の方が明るい?設定です。
着色③
カーテンにシワ~を入れたんですが!
この時点で私は気付くのです・・・・
この絵の具、透明水彩と言って、下に塗った色が透けて上から塗った色によっては色々な見え方にする事が出来るんですよ。
で、透明水彩は基本的に、薄い色から塗って最終的に濃い色を塗るのが基本なんですが、濃い色!(シワ)を塗ってしまったので、どうやら、濃い色から塗るのが定説のアクリルガッシュの塗りが身体に染み込んでいた様です。
と言う事に、気付きました。
着色④
カーテンの上から更に着色したり、カゴが載ってる座布団の色を塗ったり~していましたね。
着色⑤
床を塗ったり、部屋の奥の壁の窓の外を塗ったり~したら、何となく部屋が暗いんだ!って事に気付いて来る気がします。
そうです。
この部屋は薄暗い設定だったので、どんどん部屋の奥を暗くして、床も暗い感じにして行きます。
着色⑥
窓の外からは、薄明かりが~と言う雰囲気を出したくて、実は光が射しこむベッドの上の塗りも工夫~しているんですが、この段階ではまだ見えない・・・・
キャラの髪に色が入りましたが、何か茶色っぽい・・・・・
(フタロターコイズとセピアの混色)
本当は、灰色の髪なんですが、絵の具の関係で茶色っぽくなってしまう・・・・
絵の具、7色しか使って無いので、それでこの様な色合いに。
服も、何だかんだ言って、薄い水色でシワ感と言うかしぼみ?と言うか感を出すのに必死でしたね。
着色⑦
部屋の奥をもう少し暗くしたり、床を塗り直したり~服もシワっぽさを出したりして行きました。
目も塗りましたね。
でも、キャラの手に持つ枕の色が決まりません。
もうすぐ完成なんだけどなぁ~。
因みにベッドの色は、赤と紫を混色して薄く塗り重ねて居ます。
(ウィンザーレッドディープとパーマネントモーブの混色)
完成~?
ちょっと画像の、左上~光で飛んでしまってますが、完成です。
カゴが載ってる座布団の彩度を落として、手に持つ枕は明るい緑(パーマネントサップグリーン)にしました。
奥の窓の外には雪?
いや・・・・星のつもりなんですが、どっちでもイイと思います。
全体的に、奥が暗くて右側が明るい?感じになっていたら成功?だと思っています。
真ん中の支柱・・・・・・
角度によっては、曲がってる様に・・・・見えなくもない笑
微妙な仕上がりでしたが、前回の絵と同様、疲れた感満載だったので、ココらで終わりにしました。
塗り終わってみて~
いや~、完全なる透明水彩だけで塗るのって、すんごい久しぶりだったので!
疲れましたねー。
しかも、使ったウィンザー&ニュートンと言う透明水彩絵の具は、透明水彩絵の具界でもTOPクラスの高級品なんですが、今回初めて使ってみて・・・・
非常に!
使いにくかったですね~~笑
私の持ってる普段使いの透明水彩はコレなんですが

【アーテック】 ターナ— アーティスト ウォーターカラ— 24色セット 5ml×24色 【日用品・生活雑貨:文具・事務用品:画材:絵具】【ARTEC】
- ジャンル: キッチン・日用品雑貨・文具 > 文具・事務用品 > 画材 > 絵具 > その他
- ショップ: ビューティーファクトリー:ベルモ
- 価格: 4,320円
この絵の具は、比較的扱いやすいと言うか、画面に濃い絵の具を落としてそれを水で伸ばしたり、ぼかしたり~する時に、どんな風に伸びたりぼかされたりするのか想像出来るんですが、ウィンザー&ニュートンはその想像が全くつかなくて苦労しましたね~。
って言っても、普段水彩なんてしない~人には両方とも想像つかないとは思いますが~笑
その、ウィンザー&ニュートンの今回使った絵の具はコレなんですが~

ウィンザー&ニュートン 水彩絵具 ウィンザー&ニュートン プロフェッショナル ウォーターカラー 24色セット ライトウェイト メタルボックスセット ハーフパン
- 出版社/メーカー: Winsor & Newton
- メディア: オフィス用品
- クリック: 8回
- この商品を含むブログを見る
見に行ってもらえると分かるんですが、このセットだと固形なんですよね。
更にお値段が・・・・・・
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
単品で、画材店などで調べて~この7色をトライアルしてみると良いかも知れません~。
1>ウィンザーレッドディープ 725
2>パーマネントモーブ 491
3>フタロターコイズ 526
4>インディゴ 322
5>パーマネントサップグリーン 503
6>セピア 609
7>イエローオークル 744
色名のあとの3ケタは、ウィンザー&ニュートンプロフェッショナルの色番号で、絵の具のチューブには英語しか書かれてないので、色名を読みにくかったら、
「ウィンザー&ニュートンプロフェッショナルの(色番号)ください!」
とか画材屋さんで言うとイイかも知れません。
ただ、5mlのチューブ1本で、お値段・・・・・
350~480円もしますんで!!
∑(゜Д ゜;)た、高い・・・・・・
要注意です。
と言う事で、長くなりましたので~この辺で。
ではまた~次回~~。
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