攻殻機動隊や精霊の守り人、東のエデンなどで知られる神山健治監督作品!
です!
何だか少し、お久しぶりな神山監督の新しいオリジナル作品ですが、神山監督の作品と言うと、派手なアクションだったり近未来な時代の不思議な話を想像する人も多いですが、今回は、近未来系ファンタジー?
ちょっとジャンル分けが難しいかも知れません。
なので、派手なアクションや銃撃戦などはありませんが、心がホっと温まるSTORYになっているので、日々の疲れた心を癒しに観て欲しい~。
そんな作品です。
東京オリンピックの3日前~と言う日程にもフラグがある
CMなどでこの、東京オリンピックの3日前~と言うのを何度も聞いた!と言う人も多いかも知れませんが、この3日前と言うのが実は大きなフラグになっています。
あんまり気にしないで、どうせちょっと近未来感をリアルに表現するための設定の一つに過ぎないと、私も最初はそう思っていたのですが、観ている時と観終わった後に、この映画は実に色んなフラグを宣伝の段階から見せびらかしている?
と、思った感じです。
その前に、こんなに明らさまにネタばれしてイイの?!
って位のところまで実は、CMとか他の映画の前に入る告知で見せていたんだな~と、観終わってから気付きます。
スポンサードリンク
物語は、ある日お父さんが警察に捕まった所から、唐突に展開する
していきます。
墓参りをしたお父さん。
平和そうな日常が、一気に不穏な空気に。
しかもその不穏は、ココネが見る夢と連動している?
夢の中のココネはエンシェンと言う、機械にココロを与える事ができる魔法が使える少女になっています。
エンシェンは、夢の中の世界のとある国の王女と言う立場なのですが、その力を忌み嫌われて隔離生活を余儀なくされていましたが~・・・・
時々、隔離されている建物から脱走しては、遊びに行っています。
ある時から、その国に襲いかかる鬼を退治すべく、城の外に脱走!?
このバイクも、ココロを魔法で入れてもらっています。
そして鬼と戦うのですが・・・・・
現実世界では~
主人公のココネは明朗快活、行動力のカタマリの様な女の子です。
がっ!!
いつもいつも眠い!!
しょっちゅう寝ています~。
ぐうすか・・・・・
いつしか眠っている時に見ている夢と、現実の出来事が徐々にシンクロ?して行く事に気付くのですが・・・・・
物語のカギを握るのはお母さん?
ココネの母さんは、ココネが赤ちゃんの時に事故で亡くなっているので、ココネにはお母さんの記憶が殆どありません。
いつも、飾ってある写真に話しかけます。
お母さん、美人☆
このお母さんには色々秘密があった様ですが~、この秘密が!物語の大きな鍵となっているので、是非観に行ってその鍵の正体を見極めてきて欲しいですね~。
ココネは、その重要な鍵の正体に気付くことが出来るのでしょうか?!
全ての真実は、映画館で確かめてみてください!!
共に物語を紡ぐ、重要なる仲間とアイテム
まず、忘れちゃ~なんないのが、幼馴染のモリオ君。
いつもVR機を装着しているメガネの兄さんって感じの人です。
ココネより一つ年上?の大学生なんですが、ココネと小さい頃から遊んでいたので~
「年上に向かって呼び捨てとは!」的な事を言われても、今更モリオサンなんて言うのも馬鹿らしいとか、あんなに小さかったのに背が伸びた~とか、そこいらの近所のオバさん的対応されてしまいます笑
ただ、モリオ君が居なかったら、行動力のカタマリなココネでも目的達成は難しかったと言うか、モリオ君が居なかったらこの話は進まなかった可能性があるので、非常に重要なキャラなので、要チェックしておいてください。
それと、最重要アイテムのコチラ!
おや?
このタブレット、ドコかで・・・・・・
お母さんの墓参りに来たお父さんが、お墓の所に置いていったモノです。
こんな感じに。
お母さんの形見のぬいぐるみに入れています。
この、タブレットが物語を作っていると言っても過言では無いので、その目で真実を確かめて欲しいと思います~本当。
スポンサードリンク
映画館に行って注意して欲しいのが~
現在、春休み!って所ですかねー。
私も、映画館の中に入ったら!!
Σ(゜Д ゜;)何なの?この人混み!?
物凄い人が混み合っていました・・・・・
orz
いや、ただ、同じ館内で上映されている、子供向けのアニメ映画に殆どの人が吸い取られて行ったので、もし前もって見る時間帯や日にちが決まっていると言う人は、予約システムなどで予め座席を予約しておくと良いかも知れません。
子供と大人の入り混じる春休み集団に飲み込まれない様に、速やかにチケットを買うのは結構キツいので、予約しないで劇場に行くと言う人はその辺りに気を付けて行ってみてください。
今回記事内で使用した画像は~
コチラの、ひるね姫サイト内の主題歌動画から抜粋しました。
動画だけ見たいんじゃー!と言う人のために、動画だけ抜粋しましたので、作品の雰囲気などを感じて頂けたら~と思います。
主題歌がフルで聞けます~☆
他の、劇場版アニメよりも色々なコンテンツが用意されているので、是非観に行って欲しいですね。
特に、プロダクションノートと言うページでは、制作秘話的な話や舞台となった岡山県倉敷市の事が書かれていたりします。
岡山県、遠いのでまだ行ったことが無いのですが、一度行ってみたい県の一つになりましたねー。
他にも、スタッフ、声優~などの話の他に、このひるね姫では初の試みの、フルデジタル化の作業の事も書いてあるので、制作中の話などを知りたい方やアニメの制作現場に興味がある人は必見!の内容になっていると思います。
観終わってすぐ、結論が出ない映画~それが、ひるね姫
です。
観終わった後すぐ、ああ~面白かった!とか、つまんなかった~と言う結論を出すのは早計~な気がした作品です。
実は、観終わった後すぐにはこの作品に対する感想が出ませんでした。
観に行ったのは水曜日なのに、この映画のこの記事を書いているのは土曜日です。
観終わって、一晩眠って~その後位にもう一度考えると、この映画の真意みたいなものが見えてくると思いました。
そう、神山監督も言っていましたが、日テレのプロデューサーから「自分の娘に見せたい映画を作ったらどうだろう?」と言う言葉を聞いたのがキッカケで、ひるね姫を作ったそうです。
子供の頃に見たアニメの内容がすぐに理解出来なくても、一晩寝たりまたは何年か経ってからその内容を理解できる~、そんな感じの作品です。
と言う事で、私の場合は一晩どころか二晩位寝かしてしまいましたが、夜考え終わった後~心がホッとする感じがしたので、多分このホっとするまでが、ひるね姫と言う映画なのだろうと思います。
と言う感じで、とても良い作品なので一度は見てみて欲しい~ですね。
あと公式サイト見に行ってもらえると分かるのですが、huluでエンシェンの別の話を配信中なので、会員になっている人はもちろんの事、なっていない人っも是非無料の期間などで観てみて欲しいと思います。
映画を見る時間が無いな~と言う人は、小説も出ているので良かったら読んでみてください。
それでは、春休みの子供集団をくぐりぬけて~映画館へ行ってみましょう~~!!
スポンサードリンク
<サントラ>
音楽は、主にゲーム音楽業界で活動されている事で知られている、下村陽子さんです!
ひるね姫以降~ゲーム音楽以外の分野での活躍が期待されると思います☆