聲の形、観てきました~原作漫画は読んでいたけど、普通に観れました~と言うか、良かったです☆是非観て欲しい~
現代社会に渦巻く差別と偏見と、そこから派生するイジメやら~何やら色々な問題が露呈されている作品~
です。
カワイイ絵柄にホイホイ乗って観に行った人も居るかも知れませんが、気軽な気持ちで見るよりも、もっと深い所を感じる為に見に行った方がイイ?
そんな気がしました。
この作品は、原作漫画を描いている大今良時先生が、デビュー作として描いた作品だったんですよ。
ただ、異論を呼んだ。
編集部では、そのままの掲載を良しとされなかったのです。
デビューしてからすぐに描きたかった作品だったけど、原作付きの漫画を描かされた~
冲方丁氏原作の小説、マルドゥック・スクランブルのコミカライズを描く事になったのですね。
多分、聲の形の内容を、ただの新人漫画家が描くにはちょっと早すぎた?
と言う編集部の見解だったかも知れない。
確かにね、あの導入の、主人公の小学生時代の話を観る限りではね、ちょっとポっと出の新人漫画家が描き始めるには風当たりが強くなっても仕方がない~かも知れない、そんな内容なのです。
現代社会に蠢く、(うごめく)魔物の様な存在であるイジメの、派生してから発展して行くまでが描写されているので、思い当たる人や過去に同じ様な経験がある人が読んだら、それはかなりの不快感を催してもおかしくないだろう。
ただ、今、映画になって言える事は、それを更に多くの人が目にする事で、今もしイジメを実際に誰かにやったりやられたりしている人の心に、もっと届いて欲しいと言うか、イジメの先にはやっぱりまたイジメしか無くて、終わりを見つけられる人はそんなに居ないのか、または誰かが死ぬまで続くのか?
とか。
そんなモヤモヤした気持ちを~感じて、でもその先を考えて行って欲しい・・・
そんな作品です。
転校してきた西宮硝子は、耳が聞こえない
耳が聞こえない子が、健常者の通う普通の小学校にやって来た事から、この話は始まります。
ここまでは、おお?!転校生って、コイツか?!
的な感じでクラスの子たちは見ます。
しかし、
この、ノートでの会話でコミュニケーションをしたいと言うお願いを見た時から、主人公の人生がガラリと変わるのです。
補聴器は、高いのです
補聴器と言うと、ウチのお爺ちゃんがしてる!とか、結構目にする目にする機会もあるかも知れません。
劇中で、主人公が補聴器をやたら壊すシーンが出て来るので、その部分だけ見てもかなり腹立たしくて見ていられない!
と、言う人も居るかも知れません。
このサイトを見に行ってから、聲の形を読んだり観たりすると、どうしてあの金額になったのか?が、分かると思います。
主要登場人物全員が、心に傷を負う
そんな作品です。
いつでもどこでもハッピー!?~なだけの登場人物が居ませんね。
なので、よくある、面白おかしいエンターテインメント性だけを求めて観ると言う人には向かない作品です。
また、
聴力障害者の少女を中心に描かれているので、あまり関心が無いとかテーマに不快感を感じる人にも向かないかも知れません。
それでも、
是非観て欲しい。
身体が、不自由でも、耳が聞こえなくても、ちゃんと生活している人がたくさんいるし、他の身体の不自由な人だってたくさんいるって事を、認識して欲しい。
多分、この作品を観て、読んで、それからこう言った障碍にも目を向ける人が増えて来るかも知れませんね。
聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)
- 作者: 大今良時
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/12/17
- メディア: コミック
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かつて、この作品を読んで涙した
聴力障害者をテーマにした漫画作品は過去にもあって、私がかなり感動したのはこの、
遥かなる甲子園です。
ろうあ学校に通う主人公達が、野球で甲子園を目指す~話なんですが、聴力障害が壁となって甲子園には行けない・・・・
それでも!
諦めない!!
そんな話です~。
機会があったら是非☆
11月中旬位まで~
来場者特典と言うのが、貰えます。
地域によって違ったりしているんですが、私が見た所では、B5サイズの描き下ろしイラストポストカードと言うのを貰いました。
上映間際の頃は、原作者描き下ろしの漫画が貰えた様ですが~・・・・
などなど。
まだ貰えてる所もあると思うので、お近くの上映している映画館にお問い合わせしてみてください。
私が観に行った映画館に置いてあった、声優さんの寄せ書きポスター☆
山田監督もありますね!(^ω^)
と言う事で、まだ観てない方は是非!見に行ってみてください☆
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