団塊世代が産めよ増やせよ政策で生まれた世代だが、それにならう様に団塊世代が子供を産んで生まれたのが団塊ジュニア
と言う事を知っている人は多いと思うが。
団塊世代も団塊ジュニアも、例として昭和22年生まれも昭和46年生まれも、この1それぞれの1年間だけで生まれた人数が200万人を超えている。
ここ近年で一番少ない人数だと言われている2002年生まれと比較しても凄い数だ。
因みにこの2002年生まれは団塊ジュニアの世代が生んだ言わば団塊ジュニアジュニアに相当するのだが、団塊⇒団塊ジュニアと言う位の人数比率になっていない。
その背景にあるものは?
また、団塊ジュニアが団塊世代に習わないで結婚⇒出産しない理由は何なのか?
団塊ジュニア世代だから言おう~団塊ジュニア世代の送って来た子供時代が、大人になっても団塊世代を習わない理由
団塊世代は、団塊を産んだ親の世代の苦労してきた怒涛の戦後時代を見てきているので、基本的に親を尊敬していて親と同じ様な生き方をしよう!とか思いながら大人になった人が多い。
しかし、団塊ジュニアは全く違う。
小学生になる前は魔法少女系のアニメやロボットアニメが多く、私が好きだったのはコンバトラーVとかその辺。
魔法少女ララベルも見たな~。
小学1~3年の頃はタイムボカンやヤッターマンなどのタツノコ作品が増えて来て、当時はタツノコプロのある国分寺市に住んでいたので何度かタツノコに遊びに行ったこともあった。
そして小学4年の頃・・・・
機動戦士ガンダムやゲームウォッチなどの流行が、団塊ジュニアをサブカル繁栄の牽引者としての力を培って行くのだ。
あ、何か、小さい画像しか無かった・・・・
実際にオタク業界を牽引していった世代はもう少し上だが、オタク業界を発展させていったのは団塊ジュニアだと~
考えられる。
と言うのも、1990年代前半に人気を博して現在も劇場版の新作の公開が待たれている新世紀エヴァンゲリオンだが、これらを作ったメンバーが基本的に今のサブカル業界を新時代に導いてきたと考えられる。
では、団塊ジュニアは何を持ってサブカルを牽引してきたのか?と言うと、少し前の世代が生み出した作品を純粋に楽しんだ事なのだ。
ガンダム然りゲームウォッチ然り、その後に出るファミコン然り~ドラクエ然りなのだ。
そうして行くうちに、団塊ジュニアからもサブカルを発展させるクリエイターが育っていき~現在に至るのだろう。
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団塊ジュニアが団塊世代に習うような人生を送らなかった背景に、高校~20代前半に起きたバブル崩壊があった
やはり、これが一番の大きいかも知れぬ。
現に私も、就職が内定していた会社の社長がバブル崩壊の立役者的な状態になり、不正融資事件とかでね逮捕されましてね、会社が無くなってしまったのが2月頃って~オイ!!
4月からどーすりゃイイんだ?
ってな感じで、必死で就活したあの頃~~。
あ、私が内定していた会社の社長が捕まった事件は、富士銀行不正融資事件とググればすぐ出るんで、興味が湧いた人は調べてみて欲しい。
他にも、山一證券が潰れたり~他多数~色んな銀行が潰れたりなんだり、そのあおりで色んな会社が敬遠破綻とかねー。
本当、20歳の頃は酷い年だった。
そんな経験や、親が勤めていた会社が潰れて親が一夜にして無職になった?とか言う光景を目の当たりにした団塊ジュニアが選んだのが、フリーアルバイター略してフリーターと言う業種だ。
バブル崩壊後からこのフリーターになる人が増えて、正社員の数が激減して行った。
と同時に、正社員で雇うよりも人件費が少なくて済むと知った会社側も、アルバイトや契約社員と言った形態で人を雇う様に推進してった事から、非正規雇用者が増加して行ったのだ。
すると、非正規雇用の団塊ジュニアは正社員の人より収入が少ない上に、実家を出て一人暮らしをしている人も多かったので、当然相手が居ても中々結婚に踏み切れない。
お金が無いから結婚できない~結婚しても子供を産んで育てるお金が無い。
と言う事から、団塊ジュニア辺りから結婚する年齢の晩婚化が加速して行った。
または、一人暮らしで悠々自適に暮らして、更に働いた給料を自分だけで使える喜びに目覚めてしまった人が多かったと言うのもあって、それで結婚に踏み切らない人が多かったのも事実だ。
団塊ジュニアジュニアが少ない理由
一人暮らしも何もしないで実家で悠々自適に自分の給料を自分だけで使っていた実弟が結婚に踏み切ったのが34歳頃で、今40過ぎで小学1年生の子供一人なんだが、夫婦で共働きなのにどうして子供一人?なのか聞いてみた所、自分たちで楽しむお金が減るから?とか??
そういう感じで、自分たちのために使うお金を増やす苦労はいとわないけど、出産⇒育児=子供にかかるお金を払うのは嫌だと言う考えを持っている人が居るのも事実だ。
または、結婚したけど子供は作らないで夫婦で悠々自適に暮らす~と言う人も団塊ジュニアには多い。
詰まる所、自分が楽しく暮らしていければイイと言う自分本位な考えを持っている人が多い世代だ言えるだろう。
団塊世代に習わない生き方を選んだ人の多い団塊ジュニアから生まれた団塊ジュニアジュニアが少ないのは、こう言った背景があるからなのだ。
もし、あの時バブルが崩壊しないで、ただ緩やかに経済が下方修正されて行ったとしたら、こんなに少子化は進まなかったと考えられる。
あの、突然大きな会社が倒産して、連鎖的に小さい会社もたくさん倒産して仕事も無くなり一瞬にして無職になった人が大量生産されたあの時代を見てきたのだ。
今は、かつての様に働くと言ったら社員かアルバイトか契約社員~と言った働き方だけではなく、フリーランスで自分の得意なまたは他の人には出来ないスキルなどでドコにも属さずに働ける仕組みが出来ているけれども、当時はフリーで働いている人は雑誌記事のライターか流しの弾き語りか?と言う感じだった。
と言う訳で、多分そんな理由で、団塊ジュニアジュニアは少ないんだと考えられる。
と思う。
コレが正しいのかどうかは、それぞれの考えに任せよう。
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